その名の通り、初霜の降りる頃に収穫することから、その名がついたようです。作付け面積は、日本の米のうちわずか約0.6%で、幻の米と呼ぶ人もいます。
特徴はなんと言っても粒の大きさ。数ある米の品種のなかでも1,2を争うサイズです。粘りはコシヒカリなどの軟質米の方が良いと言われますが、ハツシモは1粒1粒がしっかりしているので、米好きにはたまりません。これに加えて冷めても美味しいことから、鮨米として全国的に有名のようです。個人的には、白ごはんやおにぎりなどで、あくまでもお米メインでシンプルに味わうのが最高の楽しみ方だと思います。
また、軟質米は月日が経つにつれて味が落ちていくと言われていますが、硬質米のハツシモは1年経っても比較的味が落ちないという特徴があります。