自然栽培屋

「自然栽培屋」では、有機野菜の先を目指して、完全無農薬・無肥料栽培・自然栽培の野菜・お米・果物を販売しています。

栽培Q&A

有機野菜との違いを教えてください。

有機野菜と言うのは、一般に家畜の糞尿とか、米ぬか、大豆かす、油かす等有機質の材料を使用しています。中にはメーカー等で販売している有機質肥料の中には、化学肥料の含まれている物もあるようです。又遺伝子操作された大豆、菜種等の搾りかすなども使用されることが多いようです。
自然栽培では、そう言ったものは使用せず、自然の贈り物である草と落ち葉を使用しています。

どうして肥料を使わなくても育つのですか?

山の木や野原の草が育つように、自然の中では再生する力があります。落ち葉や草が土の上に帰り堆肥となり土を豊にし木や草を育ててくれます。畑も同じで人がちょっと手を添えてあげると自然が育ててくれます。

自然に適した農法だそうですがそうですが、季節に合った野菜(旬のもの)しか食べれないのですか?

最近環境問題がクローズアップされています。市場では冬にスイカとか、メロンとか食べられますが、自然の中では出来ません。その為に重油を使って温室を暖めたりしなくてはならなくなったり、病気が出やすいので農薬もたくさん使うようになります。その時期とれたもので生活する、自然に合わせた食生活が一番大切な事だと思っています。季節が変わって新しい野菜を待っているときも楽しいですよ。

一般に出回っている野菜と比べて味や形はどの様に違いますか?

自然栽培の野菜の味は昔の味と言うか、野菜の本来の味で大変おいしいです。変な味が口に残らないように思います。虫食いもありますが安心して食べられます。年数がたてば虫食いも減ってきます。

農薬を使っていないので安全だといいますが、どの様にしてそれを確かめればいいのですか?

確かめるには分析をしなくてはわかりませんが、食べ続けていれば体質が変わってくるように思います。直接畑に行って自分の目で確かめること、農家の人との信頼関係が大切だと考えています。

「自然栽培」「自然農法」という言葉をよくインターネットなどで見かけますが、どれも同じですか?又、違うとしたらどの様に違うのですか?

自然栽培、自然農法と呼ばれるものには、それぞれ人によって、栽培方法が異なることがありあます。自然栽培屋の野菜の生産者たちは、自然堆肥以外の物を一切使いません。栽培基準は色々あり、各農家に尋ねるしか方法はありません。
基本的に畑は耕します。もちろん耕さなくても構いません。現時点では、不耕起栽培は、自給自足などの家庭菜園向きだと考えています。

自然栽培や自然農法では、草を取らなくても良いのですか?

野菜より草が伸びてしまうと、太陽の光が当たらなくなり野菜が育ちにくくなるので全く取らないと言う訳にはいきません。抜いたり、刈ったり、敷草したり、野菜の邪魔にならないような工夫が必要です。その人その人にあった一番楽に出来る方法がいいと思います。

自然栽培や自然農法では連作障害が発生しないと聞いたのですが、本当ですか?

はっきりとはわかりません。ただ慣行農法や有機農法に比べ、かなり病気や虫害が発生しにくいと思います。私たちは連作障害をさほど気にすることなく作付けしています。

自然栽培、有機農法、慣行農法の収量の差はどれくらいですか?

野菜の種類や作付の時期によって、つくりやすさが異なるので、一概には言えません。
大きく左右されるのは、土地(土)だと思います。収量の差も場所、土によって差がでます、有機農法や慣行農法より少ないことは確かです。

自然栽培屋の野菜がある愛知県渥美半島では、大根、人参などの根菜類、えんどうなどの豆類は比較的つくりやすい野菜です。
逆に、白菜やキャベツ、ブロッコリーは難しい野菜です。お米は比較的土を選らばないようですが、やはり土によって収量は変わります。

自然栽培屋の野菜では、野菜によっては慣行農法と収量が変わらない野菜もありますが、まったく収穫できないのもあります。

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